中分区ガバナー補佐 佐藤 信彦(青森RC)


 馬齢を重ねて26年、四半世紀を超えてロータリーに席を置いております。
ここ数年、多くの先輩たちが除籍され、いつの間にかクラブの中で古参の部類に入ってしまいました。
古参には古参としての責任があるようで、地区幹事や会長などに次いで今度はガバナー補佐の大役です。
大変な責任ですが、私を育ててくれた“ロータリーに恩返し”をしようと思い引き受けました。

 6年前、私の勤めていた会社が、35億円の不渡り手形を抱え経営のピンチに陥りました。
この会社は本社が札幌、営業エリアは東京から北海道まで、広告会社としては中堅の会社でした。
私は取締役青森支社長で、青森には40名の社員がおりました。当時青森支社は、独立採算制に近い営業形態をとっており優良事業所の一つでした。
 このアクシデントによる私への重荷は、何よりも40名の社員を路頭に迷わせてはいけないということでした。この時、私を救ったのがロータリアンたちでした。
10名を超える彼らの、経験豊富なアドバイスによって青森支社は、本社から営業権譲渡を受けて独立することが出来ました。また彼らは、新会社に多額の出資をしてくれたのです。
本社はやがて倒産しましたが、我が社員は一人も辞めることなく、新会社に勤めてくれました。クライアントも一社も他社へ移ることがありませんでしたし、メディア各社も、従来通りの取引を継続してくれました。

 “He Profits Most Who Serves Best”は、ロータリーの公式標語ですが、私は、勤めていた会社のアクシデントから独立までの過程の中で、その標語の意味する深さと、ロータリアンたちの実践を身をもって受けることが出来たのです。
 “ロータリーへの恩返し”。私の実力では、とても及びませんが精一杯頑張りますので、皆様のお力添えをお願い致します。