「手続要覧」を手にした友人が「日本語になっていない」と不満を漏らしていました。
 今は亡き平沢興先生が、当時第365地区ガバナーに就任されたときガバナー月信に次のように書かれています。

 『定款とか規則というと、とかく、つい固くなり、抵抗を感じ易いのでありますが、実はそれは文化的な社会とか、組織における一つの公の約束であります。私自身規則には格別弱い人間で、規則に対する抵抗感のようなものは誠によく分かるのでありますが、私はこの度のロータリー国際協議会などに出席して、しみじみとその誤りを感じ、ロータリーの手続や規則などを纏めている「手続要覧」などにしても、実はロータリーをここまで発展せしめた先人達の血と汗の結晶なのだということに気がつきました』

 手続要覧にこだわり過ぎるのも、どうかと思いますが、その内容を何も知らないのもロータリアンとしては恥ずかしいことだと思います。

 いかにも手続要覧はなかなか理解しにくく、ことに調べようと思う項目がどこに載っているのかを探すのは大変です。

 クラブの同僚から色々と相談を受けるうち、それを項目別にカードとして整理を始めました。手続要覧をはじめ、マイフレンド、ロータリー用語辞典など諸先達の著書文献が非常に参考になりました。カードも数百枚となり整理もおぼつかなくなってまいりましたので、この際一冊に纏めることにいたしました。

 不備なものとは思いますが、手続要覧の手引きのような形ででもご活用頂ければ望外の幸せと存じます。


大 西 省 司