
(はじめに)
我々は、ロータリーの活動の中で多くの大切なものを学び、そして会社、地域社会さらに全世界の平和と繁栄のために奉仕する使命があり、そこに喜びもあります。
ロータリー新年度のはじまりに当たり地区のクラブそしてロータリアンが力を合わせて、超我の奉仕を実践する年度にしたいものと強く願っています。
2008−09年度国際ロータリー 李東建(D.K.リー)会長はRIテーマを、 Make Dreams Real 「夢をかたちに」と発表され、幸せと健康に恵まれた平和な世界を築くというロータリーの夢に向かって、私とともに歩み、活動して下さいと力強く呼びかけられました。全世界120万人のロータリアンの共通の願いである世界の友好と平和の構築を目指して取り組んでいきましょう。
(研修と教育の充実)
地区全体の運営に際しては「研修と教育の充実」を年度目標に致しました。
ロータリーの基本に立ち返り、ロータリーの心と原点を見つめ直すことから始めましょう。
100年を超えるロータリーの歴史の上で、多くの先輩達が築き上げてこられた「奉仕の理想」や「人道的・教育的な数々の実践活動」はこういう時代だから低迷してもやむをえないのではなく、こういう時代だからこそ重要であります。
ロータリーの基本を中心とした自己研鑽こそが我々の志を高め、充実した人生へと導く第一歩であり、さらにクラブの活性化や地域社会の繁栄を実現させるものと信じています。
(ロータリーの心と原点)
さて、ポール・ハリスは著書 ロータリーの道 の中でこう言っています。
「ロータリーとは何か、何千人のロータリアンに聞けば、何千通りの答えが返ってくるだろう。しかし、もしロータリーがより寛容で、より他の人の良さを認め、より他の人と親しく交わり、助け合うようにしてくれるなら、それが我々が求めるロータリーのすべてである。それ以上にロータリーに何を求めることがあろうか」
ロータリーについての考え方は一人ひとり違って良いのです。しかし、100年を超える歴史のなかで ひとつだけ 全世界のロータリアン・全クラブが目指すものがあります。それは「ロータリーの綱領」であります。これこそがロータリーの真髄なのです。
1905年ポール・ハリスによってロータリーが始まったときの基本は「友情」であったと思います。その5年後の1910年に初めてのロータリーの綱領がつくられました。
さらに、1915年には「職業人のためのロータリー倫理訓」が国際大会で採用され、さらに、1921年の国際大会においてアーサー・フレデリック・シェルドンの「ロータリー哲学」のスピーチがあり、ロータリーの基本に サービス 奉仕 が据えられます。
このロータリーの創立から確立までの歴史の中にロータリーの心と原点があり、そのロータリーの基本に返ることこそロータリーの魅力を高めてくれるのだと信じています。
(まとめ)
地区としてはこれから始まる各委員会セミナー・公式訪問そして地区大会等を、新会員はもとより全会員が、ロータリーの心と原点を学ぶための最高の場になるよう工夫していく所存です。またそのためのツールとして「地区ロータリアン必携」を作成いたしました。
しかし、それ以上に大切なのは例会を中心としたクラブ運営であります。クラブ会長・幹事を中心に毎週の活動そのものが、しっかりとロータリーの奉仕の心に触れ、ロータリーの魅力が増すような組み立てをしていただきたいと願っています。
ロータリーは知れば知るほど面白くなります。関われば関わるほど自分を磨いてくれます。「人間の一生は、何に時間を費やし、何にお金を使い、どんな人と出会い、どんな志をもって生きてきたかで決定される」といわれます。ロータリー新年度が皆様お一人おひとりにとりまして光り輝くものでありますことを祈念してやみません。

