governor of 国際ロータリー第2830地区 2010-2011年度ガバナーホームページ

スキャン 4.tiffgavener
Square_wht_Right.pngprofile

国際ロータリーは、毎年1月に世界中のガバナー・エレクトを集めて国際協議会を開催し、次年度
国際ロータリーの役員としての研修を行います。約一週間ホテルに缶詰め状態で、同期のある弁護士
であるガバナー・エレクトが拘留と云って居りましたが、濃密なハードな研修でありました。特
に今年は、我が2830地区がロータリー財団のパイロット地区として指定されたことから、日本から
地区だけ(世界で100地区)更に二日多く、サン・デイゴのホテルマンチェスターグランドハイアッ
トで、7泊8日の滞在となったのでありました。
この国際協議会で、2010-2011年度国際ロータリー会長レイ・クレンギンスミス氏は、次年度の国
際ロータリーのテーマを“BUILDING COMMUNITIES BRIDGING CONTINENTS ”日本語訳で地
域を育み、大陸をつなぐと発表致しました。
レイ・クレンギンスミス会長エレクトは、記録に残っている過去年間の全ての年度のテーマを調
査・分析し、もっとも簡潔にロータリーを表現する言葉を探したと云います。
しかも、ロータリーに全く関係のない人にも、極く短い時間で、例えばエレベーターに乗り込ん
だ瞬間から降りるまでの短い時間でロータリーを売り込む言葉、加えて四大奉仕部門を再検討した
結果をも踏まえてこのテーマに決めたと解説しました。
レイ・クレンギンスミス会長エレクトは、記録に残っている過去年間の全ての年度のテーマを調
査・分析し、もっとも簡潔にロータリーを表現する言葉を探したと云います。
しかも、ロータリーに全く関係のない人にも、極く短い時間で、例えばエレベーターに乗り込ん
だ瞬間から降りるまでの短い時間でロータリーを売り込む言葉、加えて四大奉仕部門を再検討した
結果をも踏まえてこのテーマに決めたと解説しました。
これを聞いた時我が意を得たりとはこの事だと思ったのでした。むつロータリークラブ創立
50周年記念事業の一つとしてガバナーノミニ─をと言われた時、地域この言葉が一番先にあったか
らでした。2830地区のなかで最も広くそして人口の少ない地域が東第一分区であります。北から
大畑、むつ、むつ中央、六ヶ所、野辺地、東北、七戸の7ロータリークラブが頑張って居ります。ま
ずこのクラブが力を合わせて地域を育む更に2830地区テーマにも相応しい言葉であると考えま
した。村井ガバナーは洒落た田舎創りを提案されました。洒落た田舎そして地域を育むテー
マの連続性をも感じられます。
皆さん、日本の三大美林という言葉があったのをお忘れでしょうか。木曾のヒノキ、秋田のスギ、
青森のヒバでした。でしたの過去形を使わなければならないのが残念です。復活に挑戦しましょう。
15年前、東分区のIMで、ヒバ即ちヒノキアスナロについて熱心に語っていた故内山康夫むつロータ
リークラブ会員を思い出します。幸いなことに下北には絶滅しない量を計画的に切り出している天然
のヒバ林があります。最近では、むつロータリークラブの白濱会員が神社庁の議長をされておられる
ご縁で、伊勢神宮の造営に使われました。静岡県掛川市にある徳川家康縁の掛川城は、全国初の木
造天守閣として復元されましたが、全て当地のヒバ材が使われました。
我が2830地区は、豊かな天然資源に恵まれ、食糧自給率日本一であります。この地域を我々の力で
更に更に育まなければなりません。
加えてもう一つ、これも村井ガバナー論からの引用ですが、北米大陸からのコンテナー船が、日
夜続々と津軽海峡を通過して韓国、中国、東南アジア所謂大中華圏へ向かっている。これを青森県の
港に寄港させるべしと。即ち大陸をつなぐでありましょう。
政治や外交で出来ないことも、ロータリーならば、ロータリーだからやれることがあります。

未来の夢計画ロータリー財団パイロット地区に2830地区が指定された。
1917年、当時のロータリアンが世界で何か良い事をしようと始めたロータリー財団事業は.
大きな成果を挙げながら間もなく1世紀を迎えます。
世界中のロータリアンから集まった膨大な善意の基金を、より有効に、より効率よく活用するため
に、ロータリー財団は、新しい試みを始めました。
年度から向こう年間、即ち、年月から年月迄、国際ロータリーのの地区か
ら地区を選んでパイロット地区と指定し、特別のプログラムでテスト事業を行うというものであ
ります。
年度から向こう年間、即ち、2010年7月から2013年6月迄、国際ロータリーのの531地区か
ら100地区を選んでパイロット地区と指定し、特別のプログラムでテスト事業を行うというものであ
ります。
この世紀の大事業に当地区が指定されたのです。恥ずかしながら財団の寄付額は日本の地区の最
下位付近に位置する2830地区が何故? 日本から選ばれた他の5地区は、いずれも寄付額トップクラ
スなのであります。答えは黒田RI理事や島村RRFCのご講話を拝聴いたしましょう。
それにしてもガバナー・エレクトとして最も嬉しかったことは、パイロット事業の初年度の各クラ
ブの活動計画を募集したところ、多数の熱心な応募があったことでした。財団委員会で詳細検討のう
え出来るだけご要望に応えたいと思います。