| 慈 愛 の 種 を 播 き ま し ょ う | ||
| 第809回例会 平成14年10月21日 |
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| No.13 | 青森中央ロータリークラブ会報 |
〜 例会兼社会奉仕・職業奉仕合同フォーラム 18:30 〜 点鐘/ロータリーソング(我等の生業) ゲスト/三國 智造様(RI第2830地区パストガバナー) ヴィジター/(敬称略・昼受付)青森RC−田村 榮・山岸昌平・石川勇雄 青森東RC−駒井修一・工藤賢司・山谷清文・狩野尾弓夫・阿保建司・大里荘太郎・ 西川泰右・中山一美 青森北東RC−内田清一・中村芳明・桜田清光 青森モーニングRC−外崎英暉 会務報告:松本会長 地区大会において、当クラブは次の通り表彰を受けることになりました。 ・米山奨学会寄付優秀クラブ 第3位 ・新ポールハリスフェロー 野呂 潤会員 ・新米山功労者 鳴海}弘会員、佐藤 久会員 幹事報告:高橋幹事 ・地区大会参加の方お忘れなく。 10月26日(土)懇親会18時ホテル青森 10月27日(日)本会議10時ぱるるプラザ青森 (※ぱるるプラザ青森の座席 2A14〜2A21、2B14〜2B21) ・10月27日地区大会特別記念講演(津島園子様「わが父太宰治の真実の愛」)の一般用 無料入場券が来ております。希望者は事務局まで。 ・地区より…9月25日に新クラブ「十和田八甲ロータリークラブ」が認証されました。 会長:石川 正憲 幹事:竹ヶ原 實 会員数:41名 例会場:十和田富士屋ホテル 例会日:毎週水曜日12:30〜13:30 ・ガバナーエレクト事務所設立のお知らせ(10月1日より) ガバナーエレクト:島村吉三久(五所川原中央RC) 次期地区幹事長:三上 修(五所川原中央RC) 事務局:五所川原市金山字盛山42−8 介護老人福祉施設青山荘内 TEL0173−38−1278 FAX0173−33−0137 ・第2回IM打合せ会開催 10月30日(水)18:30 グランドホテル6Fサルビア 会費¥3,000 メークアップ 10月11日(青森東RC)鳴海 弘 10月18日(青森東RC)大高英雄 ニコニコBOX ・三國智造パストガバナー、本日の卓話ありがとうございます。 ・大高さん、鳴海さん本日のフォーラムご苦労様です。 伊藤、服部、渡辺(孝)、高橋(憲)、名古屋、佐藤、岩崎、鳴海、斉藤、夏原、大高、 松本、高橋(重) ロータリー職業奉仕・社会奉仕合同フォーラム講話 第2830地区PG 三國 智造 − はじめに − 10月はロータリーの職業奉仕月間でございます。先日職業奉仕委員長の大高さんと社会奉仕委員長の鳴海さんから御連絡があり、この月間に因んで、職業奉仕・社会奉仕合同フォーラムを予定しているので、講話をするよう御依頼がございました。 そして「社会奉仕に関する1923年の声明」(決議23−34号)と「社会奉仕に関する1992年の声明」(決議92−286号)についてお話するよう御注文がございました。 私は青森ロータリークラブに入会したのが昭和41年で、今年でかれこれ36年になりますが不勉強で、皆さんにこのようなロータリーの根本的な哲学を話す資格はございませんが、私の体験的ロータリー活動の中から、出来るだけ御依頼に沿うよう、まとめてお話し、皆さんの御参考になるようつたないお話ではございますが、講話をさせていただきたいと思います。 − 社会奉仕に関する決議23−34号と1992年の声明について − 決議23−34号はロータリー活動のための根本的な哲学であるといわれ、「ロータリーの般若心経」だという人もおります。唯、長文で訳文が難解ですので、出来るだけ分かり易いように要約しお話し致します。1992年の声明も併せて説明したいと思います。 ここでこの二つの声明について偶然経験した私の体験を申し上げたいと思います。 1992年と云えば、私が秋田県・青森県を含む2540地区のガバナーを仰せつかった時であります。 その時の国際ロータリー(RI)の会長は印度のサブーさんで、RI理事会が決議23−34号を廃止し、代りに1992年の声明を採択しようという案を上程したのであります。この時のRIの日本代表の理事は蔵並定男さんでした。この方は鎌倉RCの会員で外科医ですが、この蔵並RI理事は、日本のRCが非常に高く評価している決議23−34号を廃止することに強く反対し、孤軍奮闘遂に「決議23−34号と1992年の声明が共に使用されるべきものである」という風に決議され現在に至っております。 − ロータリークラブ創立の前後 − さてロータリーの時の流れを中心にお話をさせていただきます。 1905年にロータリークラブがポールハリスと3人の仲間によってシカゴで発足しました。目的は親睦で会員同志の相互扶助が中心でした。 18Cの後半にアメリカはイギリスから独立しました。その頃イギリスの社会思想家ベンサムが、自分の利益を個人が追及すれば社会全体が幸せになる「最大多数の最大幸福」という功利主義思想で世界各国に影響を与え、19Cに入った新独立国家アメリカのシカゴではギャングが横行し、市民は相手の身になることより利己的な行動に走り、社会が乱れた風潮に対し、当時の青年弁護士ポールハリスが非常に淋しさを感じました。20Cに入り4人でロータリークラブを作り親睦相互扶助の会を持ち回りで開きましたが、1年後の1906年会員も増え、ロータリーの綱領が採択されました。これは1922年並びに1935年に採択された現在のロータリーの標準ロータリー定款綱領4ヶ条(クラブ・職業・社会・国際奉仕)の原型となりました。 そして同じ1906年にシカゴ市に公衆便所を設置しました。これがロータリーの社会奉仕活動の始まりといわれております。 }RC創立6年後の1911年にロータリーの2つの標語が非公式標語として採択されました。フランク・コリンズのService Not Selfとアーサー・フレデリック・シエルドンのHe profits most who serves best「滅私奉公」と「最も良く奉仕する者が最も報いられる」です。 − ロータリーの公式標語 − この非公式標語は創立45年後の1950年にService Not SelfからService Above Selfへ即ち「滅私奉公」から「超我の奉仕」に修正され、もう一つのHe profits most who serves bestと共に公式標語に決定されました。 この標語についても公式標語に決定してから39年後の1989年にService Above Selfを「第一標語」に指定するよう決議されております。 ところで2001年の規定審議会で女性のロータリアンからHe profits most who serves bestのHeは男性だから女性差別ではないかと疑問が呈され、RIでは「この標語を今後使わない」ことに決定いたしました。これに対して日本代表の板橋敏雄RI理事が強力にこの標語の不使用に反対し、解釈上Heは男性の外に人という意味もあり、板橋RI理事の努力により、RIはこの標語の不使用を撤回いたしました。 従って現在の手続要覧179頁に「Rotary MottosとしてService Above SelfとHe profits most who serves bestがロータリーの公式標語である。前者がロータリーの第一標語である。」と明記されております。 − ロータリーの職業倫理訓(道徳律) − 次に1915年サンフランシスコ国際大会でロータリー職業倫理訓(道徳律)が採択されました。11項目にわたる職業道徳が提唱されております。時間がありませんので省略しますがその第11に「結論的に云えば、この黄金律の普遍性を信じよう−“すべての人がしてもらいたいと思うことは、人にもまたその如くせよ”そして我々の最善の人間共存社会とは、この地球上の天然資源に対してすべての人々に平等に門が開かれることだ、と主張してやまないのである」と述べられております。この道徳律は65年後の1980年にRIシカゴの規定審議会で「敢えてロータリーの文書に使用しない」ことに決議されております。 − 職業奉仕に関する日本人RCの特徴的研究 − 1928年旧満州の大連RCで土屋大夢氏が講演し、ロータリーの哲学は既に19Cの日本の二宮尊徳が実践している旨発表、二宮尊徳が云った「湯舟で温いお湯を相手の方へおしてやると、その温いお湯はめぐりめぐって自分の方に還って来る」という「人のために行う徳の哲学」を発表し、二宮尊徳をA Great Rotarian before Rotaryと紹介しています。そして昭和6年(1931年)大連RCの古沢丈作氏はロータリー職業倫理訓(11の道徳律)を5つに凝縮し「ロータリーの宣言」として発表しております。 − 社会奉仕に関する決議23−34号と1992年の声明の内容 − さて社会奉仕活動に関する1923年の声明と1992年の声明の内容について申し上げたいと思います。本日の冒頭で申し上げました通り1992年のRI理事会で決議23−34号を廃止する案が提案されましたが、日本の代表理事である蔵並さんの努力により、「この両声明は共に使用されるべきものである」と手続要覧に明記されております。それで両声明の特徴を申し上げたいと思います。 先ず決議23−34号について申し上げますと、前文で「ロータリーの社会奉仕とは何か」を述べ、次に「六つの原則」をくわしく述べております。この原則は単に社会奉仕についてだけでなく@ロータリーの哲学。Aロータリークラブ(RC)とは何か。B国際ロータリー(RI)とは何か。CRCの団体行動の条件。DRCとRIとの役割。ERCの社会奉仕活動に関する7つの推奨準則。以上の六原則を詳細に述べております。この中で六番目の原則が7つの社会奉仕活動に関する推奨準則を明示し、外の五つの原則はロータリー活動一般に適用されるべきものが含まれております。特に第五番目のRCとRIの役割は「社会奉仕活動に関する」と表示しておりますものの、RCの自主性を強調し、RIの権限を牽制し、RCとRIの関係に誤解を生じさせるおそれなきにしもあらずの内容です。 「終文」はRCの奉仕活動の特徴を具体的に述べております。これも誤解され易い表現であります。地区社会奉仕委員会での意見で、「われわれが人のため社会のために努力してやっている奉仕活動を研究室の実験としてのみ、とは何事だ。地区として具体的な社会奉仕活動の方針があるのか、示してもらいたい」という発言も、内容はよく理解出来るのですが、よく云われる「ロータリーは個人奉仕」であり「ライオンズは団体奉仕」であるということと関連があろうかと思います。 ロータリーはI serveでありライオンズはWe serveであります。ロータリーはWe serveで奉仕活動をしてもよいのですが原則はI serveです。ライオンズは大会の新聞広告にはっきりWe serveと表示しております。ロータリーの場合は「クラブとして研究室の奉仕実験を積極的に行い、ロータリアンには良質の奉仕の訓練が施される」ということになります。そういう意味で、この終文は非常にロータリーの奉仕活動の特徴を表しているものと思われます。 1992年の声明は、決議23−34号を凝縮したものと思われますが、これも「終文」に特徴があるよう感ぜられます。即ちRIの役割を終文で非常に強く打ち出しております。尚新しいロータリーの提唱するインターアクト、ローターアクトロータリー社会同隊活動や国際レベルのロータリープログラムについても言及し、ロータリーの社会奉仕活動の拡がりを声明に盛っております。 − ロータリーの職業奉仕の命名(Vocational Service) − 1927年にロータリーの職業奉仕活動をVocational Serviceと命名いたしました。英語で職業をoccupationとかprofessionと普通習いましたがロータリーではvocationalという言葉を採用しております。天職・使命という意味が含まれると考えられます。 − 「奉仕こそわがつとめ」の出版 − 1948年に出版されたPercy HodgsonのService is My Business(奉仕こそわがつとめ)はロータリーの職業奉仕論として有名であります。My Business is Serviceと逆に云ってもまた真なりでありましょう。 − ロータリーあきない訓の提唱 − 1957年に地元の青森RC会員、斉藤忠二氏の提唱による「ロータリーあきない訓」が提唱されました。@商売は一にも二にもまごころで。A小さな買手も大事なお客。B買う方の身になって売る心やり。C質と量正しく安くよい品を。であります。私は3番目がロータリー哲学をよく表現していると思っております。 − 最近の職業奉仕に関する声明 − 最後に比較的新しい職業奉仕に関する声明と宣言をご紹介いたします。1987年の「職業奉仕に関する声明」と2年後の1989年の「ロータリアンの職業宣言」であります。それ等は1948年に「Percy HodgsonがService is My Businessという職業奉仕論」を出版し、ロータリー職業g奉仕活動に影響を与えてから約40年目に当ります。 前の「職業奉仕に関する声明」では「職業奉仕の理想に本来込められている3つのもの」を挙げています。ここで「職業奉仕の理想」という言葉が出て来ます。一般には「奉仕の理想」という言葉もあります。これはIdeal of Serviceですが、ここではVocational Service Idealと云っておりますが、日本語としては直訳でわかりにくい。Ideal Serviceは「奉仕の心」と訳し、Vocational Service Idealは「職業奉仕の心」と訳せば日本語として分り易いのではないでしょうか。 さて「職業奉仕の心に込められている3つのもの」とは第1に道徳的水準を守り皆に公正である、ということです。アメリカの社会ではFairということを非常に大切にするそうです。「卑怯」だとか「ずるい」ということを非常にいやがるそうです。第2に職業に貴賤はない、社会的価値を認めることです。第3に自分の職業上の能力を社会に役立てる、ということです。そして社会奉仕活動について「クラブの役割」と「クラブ会員の役割」を定めております。クラブの役割は、職業奉仕の目標を実践奨励すること。クラブ会員の役割は、ロータリーの原則に従って自分の職業を律し、クラブのプログラムに応えること、となっております。 1989年ロータリアンの職業宣言については、1989年の規定審議会で採択したもので、「8つの要請に、ロータリアンとして応えよう」と宣言しております。8つの要請とは(1)職業は奉仕の一つの機会なりと心に銘せよ。から始まり8つのことを宣言しておりますが、長くなりますので手続要覧73頁74頁をご覧になっていただきたいと思います。 ロータリーの年の流れを見ながら職業奉仕・社会奉仕の合同フォーラムの講話をさせていただきました。少しでもご参考になればと思います。御静聴有難うございました。 |
| 10月21日出席率:27名中13名 48.15% 9月30日確定率:27名中19名 70.37% |