≪外部卓話≫ 国際漫画家 山井 教雄 様 テーマ:『中東に平和を』
1 年程前から、日本で是非パレスチナ人とイスラエル人と、中立的な立場の人を呼んで漫画のシンポジウムを開催したいと思っていた。なぜなら日本人はあまりにも中東のことを良く知らないから。中東問題の本もたくさん出ているが、これが非常に難しい。そこで私は中東問題を漫画にして出版(まんがパレスチナ問題)。お蔭様で日本一分かりやすいと評判を頂いている。これを読んでから、他の本に入った方が中東に関して分かりやすいかと思う。
さて、「中東に平和を」シンポジウムを開催するにあたり、いくつもの難関があった。それは戦争している国から人を呼ぶことが非常に大変だということ。中でもパレスチナ人を呼ぶことが難関。パレスチナ人はベイルート戦争以来、パレスチナから出ることが出来なくなった。イスラエル側のテルアビルにある日本大使館でビザを取ることが出来ず、何度も外務省・大使館へ手紙を出し、なんとか通信でビザを取ることが出来た。が、彼はイスラエルの空港を使うことが出来ない。そこでヨルダンのアンマンまで車で移動しやっと飛行機に乗り日本へ来ることができた。
今、戦争しているイスラエルとパレスチナ、ユダヤ人を一堂に会して会議を開くということは、今考えれば大変なこと。例えば第 2 次世界大戦中にアメリカ人、中国人、日本人の漫画家が一堂に会して平和について語るということはほとんど出来なかったと思う。深く考えてないでやってしまったが、イスラエル人とパレスチナ人の 2 人が会することだけで平和に対しての第 1 歩と思っています。今回来てくれる漫画家の彼らは、中東問題を話すベストなコメンテーターだと思っている。もしジャーナリストを呼んだとすればお互いの主張を譲らず、喧嘩ばかりだと思う。それに対して漫画家はユーモアを交えながら話してくれると思うので喧嘩には至らないと私は信じている。
(この弘前国際漫画シンポジウム「中東に平和を」は 10 月 20 日(金) 18 : 30 より弘前大学 50 周年記念館みちのくホールにて開催。入場無料)
このシンポジウムで、中東問題について基本的なことでも構いませんので、分からないことを彼らにたくさんの質問して下さい。その質問を受けて 3 人の漫画家が即座に漫画にします。漫画にして解説して回答とする。これがとても面白いです。是非皆さんいらして下さい。
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