≪内部卓話≫ 櫻田 高パストガバナー テーマ:『自殺について』
あまり聞きたくない話かと思います。しかしロータリアンはロータリアンとして自分の家族を抱え、職員を抱えている。その方たちの幸せを考えるのがロータリアンとしての本来の目的かと思う。
私が医者になった昭和 26 ・ 7 年頃、子供の自殺などは考えられなく、子供の自殺は無いとまで言われた時代。今では集団自殺、中高年の自殺、子供の自殺が増えてきている時代になってしまった。これは、子供の発達過程において、親子の信頼関係が非常に薄くなっているのが、問題を引き起こしている原因になっている。それはなぜなのか。 1 歳〜 3 歳までの、親子の信頼関係が確立する一番大事な時期の育て方の問題をおおいに反省しなければならないところ。家庭教育の問題は大きな問題として考えていかなければならない。
自殺を予防するには地域のネットワークが絶対に必要と考える。しかしネットワークはまだまだ出来ていない状況。親が中心となって子供を見守り、また職場の人間関係の問題の解消を考えないとならない。我々が SOS を叫んでいるのを感じ、手を差し伸べていくことが大きな仕事なのだと思います。
( 1 ) 2003 年〜 2004 年全国統計によると、男性 25 才〜 54 才が高い。 75 才以上は低下する。女性は 15 才以上の自殺死亡率が増加。しかし高齢者の自殺死亡率は低下している。
( 2 )東北地方と南九州地方では高率という具合に全国一様ではない。青森県の自殺率は全国第 2 位で、その特徴は、男性の自殺者が女性よりもはるかに多い点にある。 2004 年に自殺した男性 450 人、女性 104 人。標準化死亡比でも全国の 2 倍超えているし、市町村別に見ても最高 403 の 東北町 、 風間浦村 0 とその格差が激しい。
( 3 )無職者のうち 50 才から 60 才が増加。
( 4 )男性の離別者、死別者が高い。
( 5 )動機をみると (ア) 健康問題、(イ) 経済問題、(ウ) 職場でのストレス(過労自殺)
( 6 )自殺者の多くは「うつ病・うつ状態」に罹患していたことが推定される。うつ病患者数は 45 万人。うつ病の生涯有病率は 10 %前後。うつ病疾患の 75 %は医療機関を受診していない。
( 7 )うつ病の症状について (ア) 気分の症状、(イ) 思考の症状、(ウ) 意欲の症状、(エ) 身体の症状
( 8 )うつ病は治る病気。
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